提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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660:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 02:08:56.03 ID:5CZ3sfEx0
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プリンツ「……」
プリンツ(今日はあの女が戻ってくる日だ。私は、できることは全てやった。アトミラールとの関係をできうる限り深められたと思う)
プリンツ(今すぐに、となればいいけれど。きっとそうはならない。アトミラールはそういう人だから)
プリンツ(そんな簡単に済むのなら、今日までの間で手を出されていただろう。その機会はたくさんあった)
プリンツ(だからこそ好きなんだけど。けど、何もなかったとしても、もう何度も夜を共に過ごしている)
プリンツ(下地はできあがっているんだ。少しずつ、少しずつ、頑張ってきた。そして今日は前哨戦)
プリンツ(何もしなければ、アトミラールはこのままあのビッチに絆されてしまう。けど、そうはさせない)
プリンツ(ここで橋頭堡を確保する。私という存在をアトミラールに刻み込む。そうすれば私の勝利だ)
プリンツ(私とあいつの決戦になれば、勝ってみせる自信がある。私があんな浮気女に負けるわけない)
〜
提督(今日は、ビスマルクが戻ってくる日だった。俺は、とうとうこの日が、ここでまたビスマルクと会う日が来たかと感慨深かった)
提督(もうすぐここに戻ってくる。そうしたら思いっきり抱きしめてやる。俺がどんなに寂しいと思っていたか)
提督(そしてどんなに俺が幸せかということを、どんな手段を使ってでも教えてやる。ディナーの予約も完璧、準備は万端だ)
プリンツ『アトミラール!!』
プリンツ『だい……すき……』
提督(プリンツのことが脳裏によぎる。彼女のことは好きだし、感謝している。何でもしてあげたいぐらいに)
提督(だけど、それはLikeの意味だ。俺が一番愛しているのはビスマルクなんだ。それは、変わらない)
提督(待ちきれないという気持ちと少しのモヤモヤを断ち切るように時計を確認する。もうそろそろのはずだった)
プリンツ「アトミラール、失礼します」
提督「プリンツ、どうしたんだ?」
プリンツ「……とうとう今日ですね、アトミラール」
提督「!ああ、そうだ。長かった」
プリンツ「……アトミラールは、あの女を許すんですか?」
提督「!!……プリンツ?」
プリンツ「……場所を変えましょう。ここでは誰が来るか分かりませんから」
提督「……分かった」
提督(時間が気になるが、これは避けては通れない話だ。後回しにすることも許されない)
提督(プリンツについて行き、普段は人が来ない空き部屋に入る。倉庫として使っている場所だ)
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