提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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663:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 02:20:40.77 ID:5CZ3sfEx0
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ビスマルク「……!!」スタスタスタスタ
大和「提督に指揮を任されたわ!!理由が理由だからちょっとアレだけど……っ!?ビスマルク……さん……!!」ビクッ
武蔵「やったじゃないか。やはり提督はお前を評価しているってどうした?っ!!ビスマルク!?久しぶりだな!!その……元気だったか?」
ビスマルク「久しぶり、二人とも。ええ、元気よ。そちらも元気そうで何よりだわ」
ビスマルク(すれ違う皆は、驚きつつもいつも通りの対応。私が何をしてしまったかは知らされていないようだった)
ビスマルク(そうよ。そこまで配慮してくれているアトミラールが、私を……捨てるなんて……ありえない!!)
ビスマルク(急ぎ足で執務室へ向かう。そして、ようやく執務室前の廊下までたどり着いた時に見たのは)
プリンツ「……」スタスタ
提督「……」スタスタ
ビスマルク「……!!」ガーン
ビスマルク(連れたって向こう側へ歩いていくアトミラールとプリンツだった。心が底なしの落とし穴へ落ちていく感じ)
ビスマルク(けど、まだ決まったわけじゃない。ただの話し合いかもしれない。いや、そうに決まってる)
ビスマルク(二人に気がつかれないように後をつける。人気のない方へ行き、確か倉庫のはずの部屋に入っていく)
ビスマルク(この時点で私の心は限界だった。震えが止まらない。耳を当てても、何を話しているのかまで聞き取れない)
ビスマルク(しばらく粘ったが、諦める。気がつかれないことを祈りながら扉を少し開けた)
ビスマルク(隙間からカメラを起動したスマホを差し入れ、中を確認する。画面に映っていたのは)
プリンツ「……」ダキッ チュッ
提督「……」
ビスマルク「…………」サァッ
ビスマルク(プリンツに抱き付かれて、唇を重ねているアトミラールだった。すべてが終わった気がした)
ビスマルク(しばらくの間、固まっていた。二人は未だに口つけを交わしている。これ以上見たくない)
ビスマルク(スマホを抜き出し、気がつかれないようにドアを閉める。ゾンビのように歩いて、いつの間にか執務室前に戻ってきていた)
ビスマルク(立っていられず、座り込む。アトミラールへの怒りが湧き上がってきた)
ビスマルク(よくも……よくもこんなひどいことを……!!殺してやる!!破滅させてやる!!)
ビスマルク(あとで後悔したってもう遅い!!謝られたって赦してやるものか!!だけど、そこで気がつく)
ビスマルク「先にそういうことをしたのは、私の方だ……」ウルッ
ビスマルク(これほどの絶望と憤怒、そして苦痛を受けて、そして私に敵意を向けられ、罵られてもなお)
ビスマルク「アトミラールはあの時、私を……自分が撃たれてまで……」ポロポロポロ
ビスマルク(もう何も考えられなかった。混沌が自分の中で渦巻いていた)
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