提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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667:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/28(水) 02:39:26.72 ID:5CZ3sfEx0
提督(俺の脚に縋り付き、涙を流すビスマルク。俺は心が痛かった。……俺は、あの時ビスマルクが何を思っていたのかを知った)
提督(本人からその話をちゃんと聞いたことは初めてだった。どうしてあんなことをしたのか。それを知れて、少しスッキリした)
提督(もちろん、理屈的にはそうかもしれないと思っても心では納得できない。けど、そんなもんだろう)
提督(人の心はそういうものだ。言葉ですべてを表すことはできないだろうし、理屈ですべてを説明することはできないんだ)
提督(怒りもすべては消えていない。けど、それでも俺はビスマルクがどうしようもなく好きなんだ)
提督(だからこそ、俺は……俺は、ビスマルクを立たせる)
提督「ビスマルク、立ってくれ」スッ
ビスマルク「……ええ」グッ
提督(そして執務室の中に入れる。扉の鍵を閉めた)
提督「君は、俺を愛しているのか?誰よりも?あの男よりも?」
ビスマルク「もちろん、誰よりもよ。それに、あんな奴……あんな奴!心から愛した事なんてないわ!」
提督「俺は、気がついてしまった。俺は君に対して怒りを感じているし、報いを受けさせたいと思っている」
ビスマルク「っ!!……」ジワァ
提督「でも、それでも君に対する一番の感情は愛だ。君が、本当に、心から好きなんだ」
ビスマルク「アトミラール……!!」ハッ
提督「どうか、もう二度とあんなことをしないでくれ。ずっと俺だけを愛すると誓ってくれ!!」
ビスマルク「ええ……ええ!!もちろんよ!!もう二度としないわ!!」コクコク
提督「何事も君を失うことに比べれば遥かにましだ。恥ずかしがったりすることは無いから、何かあったらすぐに教えてくれ」
提督「たとえ、俺のセックスが下手だとかそういうことでもだ。いいな?」
ビスマルク「分かったわ。もう二度と騙されたり、付け込まれたりしない」
提督「愛している、ビスマルク。俺を支えてくれ」チュッ
ビスマルク「はい、私も愛しています……!!よろしくお願いします!!……んっふぅ」
提督(ビスマルクに口づけする。久しぶりに感じるビスマルクの味、匂い、体温、そして存在感に幸せとほんの少しの苦しみを感じる)
提督(しばらくして唇を離すと、ビスマルクは名残惜しそうに自分の唇に触れた。そして恥じらう乙女のように告げる)
ビスマルク「アトミラール……その、し足りないわ。あと、……もっとディープなのがしてほしい」
提督「……それは、つまり?」
ビスマルク「私は貴方のものだって刻み込むような、そんなキスで上書きしてほしいの……」
ビスマルク「……あれがやっていたような、下品なキスがお望みか?」
ビスマルク「げ、下品……けど、そうかもしれないわね……」
提督(あんな勘違い男がやるような、舐めまわすようなのがビスマルクの好みなのか……いや、好みにさせられたのか……)
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