提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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728:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/31(土) 14:58:54.41 ID:DupNhSLa0
提督「い号作戦では本当によくやってくれた。……これは、そのお礼と祝いの贈り物だ」

プリンツ「えっ?これ……エメラルドですか?」チラッ

提督「まるでオーロラみたいだろう?君の色だ。きっと似合うと思って買った。どうか、受け取ってくれないか?」

プリンツ「アトミラール……!!これ、こんなに大きくて綺麗なものを……きっとすごく高かったのではないですか?」

提督「気にするな。俺の君に対する気持ちに比べれば、些細なものだ」

プリンツ「本当ですか?ありがとうございます……!!その、かけて、くれませんか?」ジッ

提督(涙の浮かんだ上目づかい。勝てるわけがなかった)

提督「分かった」

提督(姿勢を正すプリンツの首に手をまわし、ペンダントをかける。チェーンを繋いだ瞬間、プリンツに抱き付かれた)

提督「っ」

プリンツ「嬉しいです。本当に……嬉しすぎて泣いちゃいます……!!」ギュッ

提督「……プリンツ、君は俺が一番つらい時に一番近くで支えてくれていた。本当にありがとう」ギュッ

提督「感謝しても、し足りない。俺にできることは何でもする。だから、いつでも頼ってくれ」

プリンツ「ありがとうございます、アトミラール。いつか、きっといつか私を……」

提督「君、を……?」

プリンツ「……何でも、ありません。アトミラールこそ、私にできることがあれば何でも言ってくださいね」

提督「ありがとう」

提督(しばし、抱き合う。そしてどちらからともなく離れた。無言だが、心地いい空間)

プリンツ「……では、私は次の出撃の準備がありますので。失礼しますね」

提督「分かった。……プリンツ、気をつけてくれ」

プリンツ「貴方に勝利の栄光を。私は絶対に死にません。いつでも、貴方のもとに帰ってきます」

提督(プリンツが退出し、俺は仕事に戻る。……あそこで抱いてしまってはいけないと、分かっていたが耐えられなかった)

提督(自分の罪深さを考えると胃が痛い。だが、あそこで、プリンツが泣いているのにそれを冷たく切り捨てることはできなかった) 


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