提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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734:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/31(土) 18:45:16.50 ID:DupNhSLa0


プリンツ「っ、妨害電波で通信ができない……大丈夫ですか?」

雲龍「ええ、なんとか……けど、機関が損傷したみたい……」

天城「っ……飛行甲板が……!!」

葛城「私は無事ですけど、航空隊はもうほとんど全滅です……」

プリンツ「そうですか……」

プリンツ(交戦の結果、私たちは空母二隻を戦闘不能にさせられ、残った一隻も航空隊が残っていなかった)

プリンツ(だけど悪い事ばかりじゃない。戦闘機隊の活躍や朝潮と荒潮の頑張りもあって、敵もまた航空隊をほとんど失ったはずだ)

プリンツ「とりあえず、撤退しましょう。増援艦隊と合流できれば問題ありません」

雲龍「ええ、そうね。けど、私はもう無理だわ。指揮権は……オイゲン、貴方に譲渡します」

天城「そんなっ!!」

葛城「駄目だよそんなの!!」

雲龍「私は、速度が出せないの。可能な限り逃げ回って囮になるわ。それで時間を稼ぐ」

雲龍「空母を三隻も失っては、戦いは厳しいことになるわ。けど一隻なら」

プリンツ「……分かりました。ではこれより艦隊の指揮は私が執ります。いいですね?」

雲龍「ええ……妹たちをお願い」

天城「っ……うぅ……」ポロポロポロ

葛城「いやぁ!!絶対に嫌!!」ガシッ

雲龍「葛城、聞き分けなさい!!貴方だって艦娘でしょう……!!」

プリンツ「誰が雲龍さんを残していくと言いましたか?私に下された命令は、『空母三隻を護衛せよ』ですよ」

雲龍「……!?」

プリンツ「葛城さん、雲龍さんをお願いします」

雲龍「馬鹿なことを言わないで!!このままじゃ追いつかれるわ!!」

プリンツ「その時は私が時間を稼ぎます!!いいから命令に従いなさい!!」

雲龍「……!!貴女……馬鹿よ……」

プリンツ「すべてはアトミラールのためにです。口を動かす前に足を動かして。行きますよ」


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