提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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766:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/02(月) 01:02:42.87 ID:bEdAZoZ50
提督(数時間かけて今回の戦いの報告書を仕上げ、関連資料などを纏める。行方不明者1名、プリンツ・オイゲンか……)

提督「……」ガタ

提督(疲れた目を休ませようと窓の外を見た時、こちらへ向かってノロノロと進んでくる灰色の影が見えた)

提督「!!!!」ドクンッ

提督(窓に飛びつき、じっと目をこらし、その影を確認する。そして涙が溢れてきた)

提督「プリンツだ……!!プリンツだ!!」

提督(間違いない、あれはプリンツだった。灰色の制服に、雪のように白い肌。そしてまばゆいばかりの金髪)

提督(エメラルドのような緑の瞳と目があったような気がする。安心しきったのか、天使のような微笑みを浮かべた)

提督「プリンツ!!」ダッ

提督(あれほど求め、しかしどこか心のなかでは諦めていた少女。俺は駆け出した。ドアへ体当たりするように開ける)

提督(誰もいない廊下を駆け抜け、階段を飛び降りる。玄関ホールを飛び出て、一目散に港へ)

提督「プリンツー!!」

提督(しかし、見える海原には彼女の影は見えない)

提督「バカな!!プリンツー!!」

提督(もう上陸したのか?いや、辺りを見渡しても彼女の影どころか、人影ひとつない)

提督「プリンツ……!!」

提督(もしかしたら、さっきのは俺の望みが生み出した幻覚か何かだったのだろうか?)

提督「そんな……」

提督(その場に膝をつき、呆然とする。もはや今生で再会することはできないのだろうか?涙が溢れそうになる。すると突然視界に青白い手が入った)

提督「……っ!?」ビクッ


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