提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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768:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/02(月) 01:06:16.80 ID:bEdAZoZ50
提督「すまない、これは治療のためなんだ!!分かってくれ!!」
提督(プリンツの服を鋏で切り、脱がす。白い肌がまぶしくて黒い下着が目に毒だが、見とれる暇はない。改めて全身を確認する)
提督「……外傷はなし、良かった!!」
提督(さすがは艦娘というべきか!!とりあえず、すぐ近くにあった予備のワイシャツを着せる。大きすぎるが気にしない)
提督(敷布団に横たわらせ、掛布団をかける。そして食べ物などをとってこようとすると、服の裾を捕まれた)
プリンツ「……!!」キュッ パクパクパク
提督「どうしたんだ!?」
提督(口をパクパクさせるだけで声が聞こえない。口元に耳を寄せる)
プリンツ「いかないで……」
提督(小さなかすれ声。思わず顔を見ると、緑色の瞳は真っすぐ俺を見つめており、一筋の涙が溢れている)
提督「安心してくれ、食べ物をとってくるだけだ。すぐに戻る」
プリンツ「……」
提督(なおも手は離れなかったが、優しく手をとり、握りしめてから胸の上におく)
提督(棚の中から緊急食糧の箱を開けて、中を確認。乾パンと水を取り出す。ついでにいつでも使えるよう電気ポットのスイッチを入れ、すぐに戻る)
提督「プリンツ、ほら、水だぞ!」サッ
プリンツ「こく……こく……」
提督(丁寧に上半身を抱き起こし、水を少しずつ飲ませる。喉が動き、飲んでいることが分かった)
提督「よし!!」
提督(しかし、この数日間何もたべていないはずだ。長く食べていない人間に水を飲ませ過ぎると、死んでしまう。飲ませるのは少しだけにした)
提督「次は食べ物だ、乾パンだぞ!よく噛んで食べるんだ。いいな?」
プリンツ「……」
提督(包みを破って小さく割る。欠片を口に含ませた)
プリンツ「……」
提督(が、噛まない……!!いや、噛めないのか!?くっ……どうすれば…… っ!!)
提督(思い出されたのは有名な某アニメ映画。主人公が食べ物を食べられなかった時に、ヒロインは自分で噛んでから食べさせていた)
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