提督「という訳なんだ、うむ」 ビスマルク「……」
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839:名無しNIPPER[sage saga]
2017/01/12(木) 01:11:14.76 ID:OeXFHpwM0
プリンツ「っ……!!」
プリンツ(駆け寄ってきたアトミラールに抱きかかえられる。それが、嫌だった。泣いてしまいそうだ)
プリンツ(私のはじめてを捧げたんですよ!!なのにどうして私よりそのビッチが選ばれるんですか!?)
プリンツ(責任を取ってください!!そんな女と離婚して、私と結婚してください!!)
プリンツ(貴方が大変なとき、支えていたのは誰だと思っているんですか!?私は今、死にたいぐらい最悪な気分です!!)
プリンツ(恩を仇で返すつもりじゃないのなら早く私を妻にしてください!!さもなければ、全部皆に言ってしまいますよ!?)
プリンツ(言ってしまいそうだった。私の抱えている不満を全部ぶちまけてしまいそうだった)
プリンツ(けど、そんなことをしたらアトミラールを困らせるだけだ。そんなのは、嫌だった。本能的に手が動いた)
プリンツ「っ!!Nein!!」ドンッ
提督「っ!?」
プリンツ(アトミラールを突き飛ばす。その事実にショックを受ける。壁に寄りかかりながら後ずさった。もう、アトミラールを見れなかった)
プリンツ「っ……!!」ダッ
プリンツ(惨めな醜態をさらす前に、ここから逃げなくちゃいけない。気がついたら、体が動いていた)
プリンツ(諦めなくてはいけない人と、殺したいほど憎い敵に背を向けて、走る。その一歩を踏み出した瞬間だった)
提督「待ってくれ!!」ダキッ
プリンツ「っ!?」
プリンツ(アトミラールに後ろから抱きかかえられた。心が……悲鳴をあげる)
プリンツ「は、離してくださいアトミラール!!止めてください!!」
提督「嫌だ!!」
プリンツ「っ!!このままじゃ私、おかしくなっちゃいます!!いけないのに!!諦めなくちゃいけないのに!!」
提督「プリンツ……!!」
プリンツ「諦められなくなっちゃいます!!この気持ちは、アトミラールを苦しめるだけなのに!!」
プリンツ「っ……ずっと、好きでした……!!アトミラールがその人と結婚する前から、ずっと……!!」
プリンツ「けど、アトミラールが結婚して……!!諦めなくちゃって思っていたら、あんなことが起きて……!!」
プリンツ「アトミラールを支えている間に、想いは強くなっていって……!!その人の酷い行いを知って、私の方が相応しいって思って……!!」
プリンツ「でも、アトミラールはあの人が好きで……!!私の気持ちはアトミラールを苦しめるだけで!!だから!!」
プリンツ「だから、その人とどうかお幸せに!!私は消えます!!それでいいんです!!アトミラールが幸せなら、それで私も……私も……っ!!」ジワッ
プリンツ「私も、しあわせです……!!だから、離してください……!!」ポロポロポロ
提督「プリンツ!!……愛してる」
プリンツ「っ!!??」
プリンツ(心臓が、止まった)
プリンツ「な、なんで……そんなことを……!!私を、からかっているんですか……!?」フルフルフル
提督「馬鹿め、本心だよ。心から愛している。好きだ、プリンツ」
プリンツ(……それを言われたら、もうダメだった。封印が、解けてしまった。Alles kaput(何もかもお終いだ))
プリンツ「……っ!!私も!!私も愛しています!!アトミラールが好きです!!ずっと一緒に……ずっと一緒にいたいです……!!」クルッ ギュッ
プリンツ(思いが溢れた。抑えきれない。アトミラールが好き。それを我慢することができなかった)
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