44: ◆q0LUVgtwZ6[sage saga]
2016/11/02(水) 04:27:30.87 ID:IA93UmqoO
翌朝。あのままぐっすりと二人して二人して眠ってしまい、目覚めた私たちは身体を洗ったりベッドを綺麗にしたりと慌ただしく後始末をして、食事をとろうと街へ出かけた。
ゼタ「付き合って初めてのデートね。ふふっ」
私の隣を歩くゼタは機嫌がよさそうだ。店が並ぶ通りをきょろきょろと見て、時折私へ視線をやるとクスッと笑う。
口喧嘩が多かった私達だったが、こうしてのんびり歩いているのも悪くない。
むしろ楽しそうにしている彼女をすぐ近くから眺めている、それだけでも幸せな気持ちを感じてしまう。
ベアトリクス「デ……そ、そうだな。出掛けることは何回もあったけど」
ゼタ「買い物とかランチとかでしょ? 喧嘩するのに仲いいわよね、あたしたち」
ベアトリクス「あぁ。――そういえばゼタ、ちょっと気になってたんだけど」
ゼタ「なに?」
ベアトリクス「なんで私の告白を受けたんだ?」
ピタッと笑顔のままゼタの表情が固定される。……な、なんだこの反応。
ゼタ「それ言わせる? っていうか分からない?」
ベアトリクス「……さっぱり。イタズラするつもりだって言っても、はっきり怒ったりしなかったし」
ゼタ「ベアって鈍感だよね……今まであたしも苦労させられてきたんだけど」
はぁ、とため息。鈍感? などと首を捻る私を見て、更に呆れ顔に。
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