向井拓海「ポリネシア…なんて?」
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4: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2016/10/31(月) 01:35:32.22 ID:VsYSaNKD0


「でも…コレどうやって裏返しゃいいんだよっ!?」

「それは…その…拓海の手首のスナップ的なアレで……ね?」

「チッ…わーったよ! やるよ、やってやるよ! だが、上手く返せるかわかんねーからな? 失敗してもちゃんと食えよ?」

「その心配はいらないって。俺が拓海の作ってくれた料理を残すわけないだろ?」

「ぅ……そ、そうかよ…なら…いい…」


側面からフライ返しを強引に差し込んでみれば生地の下の面の焼き具合は丁度良さそうだった。こびりつきもない…。
フライパンを前後左右に傾けながらデカすぎる生地の動きを確認し、ひっくり返すイメージトレーニングする。


「くっ……」

しかし成功するイメージはちっとも浮かばなかったが……。

「や、やってやるぜ…アタシのブッコミ、見とけよ…?」

「……っ」


このときばかりは背後のヘンタイも固唾を呑んでアタシの手元に集中しているらしい。
フライパンをゆらゆらと上下に振りながら、トントンと手首を叩いてタイミングを見計らう……。


「っく…!! やっぱり無理か…!? い、いやできる…アタシならやれる……っ! 根性だ!! うっ……ぅおりゃぁあああ!!!」


気合一閃!
チャーハン職人じみたフライパン捌きで中身を中に放り投げた!!
直径20cmを優に超える特大のお好み焼きが宙を舞う最中、強引かつ繊細に天地を返す…っ!!
上死点でくるりと回転した生地はなんと、跳ね上げられた瞬間の逆再生をするようにぱすんとフライパンに着地した。
コンロに置いたフライパンにはこんがりときつね色に焼かれた面が歪みなく見えている。
今フライパンの底面ではさっきまで上面だった側が焼かれていて、じゅうじゅうと成功の音を鳴らしていた…。


「っしゃぁぁぁぁああああ完璧ぃぃぃ!!! ははっ! 見たかよP!? アタシの神業をよぉ!!」

「………」

「んぁ…? どした? P?」


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