向井拓海「ポリネシア…なんて?」
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8: ◆ao.kz0hS/Q[saga]
2016/10/31(月) 01:39:31.64 ID:VsYSaNKD0


「いつも通りやってたらいくら気を付けても結局は激しくしてしまうような気がしてな…。だから、ポリネシアンセックスを拓海としたいんだっ!」

「元気に言わなくていいっ! ん、んで…一体全体、何なんだよそのポリネシアン…ってのはよ?」

「あぁ、ポリネシアンセックスっていうのはだな…」


ペラペラと概要を説明していくP。
まぁ要するに、じっくり時間をかけてゆったりとしたエッチをするってことだろうか。
こんなヘンテコなことを熱弁するコイツには呆れを通り越して感心しそうになってやっぱり呆れた。


「……っと、こんなところだな。俺自身もこの流れでゆっくり進めば、激しくならないような気がしてる。それに…拓海とじっくりいちゃいちゃするのって…すごく魅力的に感じる…」


説明を終えたPが遠慮がちな視線を送ってくる。
P自身の煩悩も混ざっちゃいるみたいだが、ともかくアタシの為にイロイロと考えてくれたんだ…。
アタシがうわ言みたいにこぼした言葉を聞き逃さず、アタシの躰を気遣って…。
こんな眉唾モンなことをしっかりと調べて…。


「………チッ」


別に激しくても構わねぇよだなんて今更言えない。
Pがアタシの為にしてくれようとしていることをムゲにはしたくない。
それに何より、長時間Pとくっついていられるってのはアタシにとっても……。


「いいかもな…」


ベッドでゆっくりとPと抱き合うのを想像してみると、胸がイイ感じに熱くなった。
こんな妄想で躰を熱くするなんて、Pと合う前は考えられなかったな。
ほんと、コイツはアタシのことを変え過ぎだ。
ったくアタシをこんなにしやがって、セキニンとれんのかコイツはよ…っ!


「ん? 拓海?」

「わ、わーったよ! やってやるよそのポリネシアンなんとかっての」

「ポリネシアンセックス」

「言わんでいい! で、でもっ、あくまでPの提案にアタシが乗ってやるわけだから…その代わりPもアタシの提案に乗れよな?」

「ん? あぁ、いいぞ。なんでも言ってくれ」

「来週、アタシが一日オフの日があるだろ? その日にアンタも一日休むんだ」

「それは…まぁ、できるけど…?」

「その夜にポリネシアンしていいから…日中は、ツーリングに付き合えよ」

「……あ〜、そっか。随分久しぶりだな拓海とツーリング…。それ良いな、そうしよう」

「おう!」


アタシのささやかなお願いは快く受け入れられたらしく気分が良くなる。
よっしゃ、帰ったら最高のツーリングコースを練ってやろう。
まぁ、Pとならどこを走ったって楽しめそうだけどな!

……。

その時のアタシは、久しぶりにPと走れることに完全に浮かれちまっていたわけだ。
はぁ…。


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