埋もれる日々 (オリジナル百合)
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17: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/11/05(土) 21:58:36.72 ID:qOO8saKhO
歓迎会と言っても、私も都築さんも盛り上げるタイプではないので静かに時間は過ぎていった。
都築さんは自分の過去のことをあまり話そうとしなかった。
質問してもはぐらかされてしまう。
おかげで、会話を続けるために私ばかり話してしまった気がする。
人当たりはいいけど、一歩踏み込ませない何かがあった。

そろそろ、気になっていた例のことを聞いてみようか。
失礼だろうか。
勘違いだったら、勘違いでいいんだけど。
もし、事実だったら、それはそれで問題なんだよね。
お酒のせいで軽くなった口が、すらすらと昨晩の事を語り始めた。

「都築さん、昨日の夜、私のこと勧誘した?」

都築さんは、一度首を捻った。
表情は変わらなかった。
やっぱり人違いかと思った矢先、

「しました」

と言った。

「え……ほんとに?」

お酒のせいで早くなっていた脈がさらにうねった。
好奇心がむくむくと湧き上がる。

「紺野さん、雰囲気出てたので、二人で話して声をかけました」

どんな雰囲気なの?、と問いかけたい気持ちを抑えて、

「なんで、あんなこと」

「軽蔑しました?」

「進んで……なりたい職業ではないかな。というか、掛け持ち禁止だよ? 大丈夫? 上の人は知ってるの?」


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