埋もれる日々 (オリジナル百合)
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45: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/11/13(日) 20:46:09.46 ID:7BtxinLWO
「キスとタッチまでならいいよ?」

「え」

「冗談冗談」

からかわれながら、私の緊張を解すように軽快にトークするママ。ママと言っても、この人も30代くらい。
あの夜、都築さんと一緒にビラを配っていた人だった。
この時間帯は、お客さんが少ない方らしく、ママも暇そうに二つのグラスにビールを注いで、一つを私に寄こした。

「飲める?」

「ちょっとだけ」

断るわけにもいかず、グラスを鳴らした後ちびちびと飲んだ。

「今日さ、何で来たの?」

ママが聞いた。

「頼まれたので……」

「それで、普通は来ないよ。バカだね」

「そうかもしれません」

ホント、なにしてるんだろ。
罵られてもしょうがない。
自棄気味にもう一口飲んだ。

「あの子が、あなたに声かけた理由は聞いた?」

「人が少ないって言ってましたよ」

「人は、確かに足りてない」

大きく頷く。

「でも、そんなのであんたみたいなど素人を無理やり引っ張ってこないから」


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