56: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/11/13(日) 23:45:44.52 ID:7BtxinLWO
「紺野さん、大丈夫ですか……」
ゆっくりと抱き起こしてくれたのは、都築さんだった。
ああ。
酷い所を見られた。
一瞬だけ彼女の方を見て、すぐに視線を下げた。
「立てますか……」
私は首を振った。
ただただ都築さんにしがみついた。
助かった。
そればかり。
「っ……」
都築さんは私の背中をさすってくれた。
暫くそうしてくれて、私が落ち着いてきた頃には服を着るのも手伝ってもらった。
「ごめん……」
自分のものとは思えないくらい、弱弱しい声だった。
都築さんは何も聞かずに、私を支えるようにして会社から連れ出してくれた。
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