61: ◆Freege5emM[saga]
2016/11/07(月) 01:10:28.57 ID:em30cJbto
それからの二人の情交は、時間をかけて、緩慢に、
しかし律動ごとに深いところに沈み込んでいった。
「あっ、ふぁ、あっ、はぁっ……」
未央はうわ言のような喘ぎを垂れ流しながら、ふわふわと腰を揺する。
締め付けはあるが、強引に搾り取るものではなく、
出すタイミングがほとんどプロデューサーに委ねられた膣肉の愛撫だった。
穏やかな動きに反して、未央の身体が快楽に侵されている具合は、
誰にでも分かるほど露骨だった。
(あ……はぁっ……ナカ、するの、すき……くせに、なってる、かも……)
アイドルとしてのステージでは、時に視線だけで観客を沸かせる未央の目は、
今やとろんと力が抜けて、すぐそばのプロデューサーしか視界に入っていない。
表情も、いつもの快活な笑顔とはうってかわった気怠げな笑みで、
口の端からこぼれおちた涎が、鎖骨や胸に幾筋も痕跡を残している。
「ふ……ふふっ、今、びくってして……イキそうなんだ……」
プロデューサーは、自分が何度射精したか既に把握してなかった。
本来なら、一度射精したらペニスも収まって抜いてしまうところが、
未央に包まれている心地がよく、脱力感の中でそれを堪能しているうちに、
いつの間にか復活しているという様子だった。
コンドームも破けているかもしれないが、それさえどうでもよかった。
「ん――んん……プロデューサーも、おっぱい、スキ、なんだね……」
どれだけの男の目線を奪ったかわからない未央のバストは、
プロデューサーの目前で、未央の呼吸に合わせてかすかに上下していた。
手で触れてみれば、吸い付くようになめらかな肌と指を押し返す弾力が、同時に絡みついて、
柔らかさと体温とともに、いつまでも弄びたくなる心地がする。
「でも……私は、ナカのほうが、スキ、かな……して、ちょうだい?」
未央がせがむと、プロデューサーは未央の腰を両手で包み込むように掴んだ。
未央の充血したクリトリスが、プロデューサーの下腹に当たって、
陰毛と絡みついてキリキリとした刺激に遭い、ゆらゆらしていた未央の下肢がびくりと反応する。
「スキ……スキ――え、へへっ……ふふふっ……」
未央も、うわ言と笑い声の混淆を漏らしながら、腕と脚を回してプロデューサーにしがみついた。
肌の感じるところが、ことごとく触れ合っていて、このまますり合わせていたら、
二人一つに溶け落ちてしまう――とても甘やかな予感だった。
プロデューサーは、もはやここがどこで、今がいつなのかも意識から霧散していた。
ただ自分の体があって、未央の体と触れ合っていて、
それがくっついて混ざってしまいそうな気分で――それだけを感じていた。
それだけが現実だった。
「あっ……あっ……だしちゃったんだ……きもち、よかった?」
未央が腰をもぞつかせると、かすかな水音が聞こえた。
それからしばらく、二人は見つめ合ったまま互いの呼気を混ざるのに任せていた。
やがて、繋がったままの体がまた、ゆりかごのように静かに揺れだした。
情交はいつ終わるとも知れないまま、二人の意識と肉体を飲み込んでいった。
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