彼女達との思い出
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116:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/12(月) 02:26:25.04 ID:IV3lvoqA0
僕と豊は、年を越す前に2人でスノボーに出かけた。
当時流行った、ステップインのボード。珍しい、表が緑・裏が白のボードだった。ミリタリーっぽいウェアもなかなかいい感じだった。

豊「お、なかなか決まってるじゃん。形から入るのは大事だな。」
僕「豊もいいね。手練れのボーダーって感じ。」

実際、豊は上手だった。
ハーフパイプには行かず、普通に滑っていた。そして、何気ないコブで180や360を華麗に決める。
そのスキー場はそれなりの規模だったが、豊が一番輝いていた。

豊「じゃ、適当に滑ろう。楽勝だって。」

ただ、相手が男性となると、教え方が致命的に下手だった。
結局、僕は、大きな痣と首の痛みを増やしただけで午前中を終えた。

そして、豊の特訓を拒否した。

僕「もういいよ豊。滑ってきなよ。僕はスクールに入る。」
その日、有料ではあるが、スクールを開催していた。

豊「あー。まあそれも手だな、じゃあ、ちょっと上から滑ってくる。後で合流しよう。」
僕「あいよ。連れてきてくれてありがとうね。」

そうして、僕はスクールに入った。

スクールでは、目から鱗のことばかりだった。
膝を使ってはいけない。
手は進行方向へ。
体重移動のコツ。

片方のビンディングを外したままでの滑り方。

2時間ほどの講習で、初心者コースだけなら問題なく滑ることができるようになった。
教えてくれた先生も、いい人だった。

「スピードだけは、出し過ぎないようにね!ボードとスキーは進行方向が違うから。」
この教えは今でも守っている。


ロッジで休憩しようと、移動した。
すると、ボードを外した豊が、知らない女性2人と立ち話をしていた。

僕「あれ、豊。もう滑らないの?」
豊「ああ。ちょっとボードのメンテしてなくって急に上級者コースに行ったから、途中でビンディングが壊れて外れちゃった。」
僕「うわ。大丈夫だった?」
豊「大丈夫。滑って降りるだけなら、片足で十分滑ってこれるから」

豊「おっと。紹介するよ。こいつがさっき言ってた竜也ね。こいつと2人で来たんだ。よかったらこれからロッジで休憩しよう。奢るよ」

豊はナンパしていた。

女子@「えー。どうしようかな。」
僕「ちょうど僕も休憩したかったから、いいよ。奢るよ。まあ、君たちが来なくても休憩するし。僕今日がボード初めてだからもう滑れない。足腰痛い。」
女子A「あ、私も初めてなんです。頭打ちませんでした?」
僕「打ちまくったwwバカになったら豊とスキー場訴えるww」
女子A「www私も体痛いから休憩しよっかなw」
女子@「ホント、だらしないなぁ。いいよ。じゃあ休憩しよう。一緒に行ってあげるから奢ってよね。」


余談だが、豊は、この女子@と結婚することになる。


女子Aのその後?
まだ登場は先になる。

この女子Aは、
その後、僕の彼女になる。

そして、僕の人生を左右することになる。
人生を左右する。主に原因は僕にある。彼女になんの罪もない。


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