彼女達との思い出
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124:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/12(月) 17:25:27.65 ID:IV3lvoqA0
なんだかんだナイターまで満喫し、会社の保養施設に帰ってきた。
豊は運転の疲れがあったのか、お風呂に入ってビール一杯で寝てしまった。

翼は彼氏への悪態をつきながら、さんざん絡んできた。でも、早い時間に寝た。彼女は彼女なりに頑張ったのだろう。
そんな醜態を見せられるほど、気の許した同期が僕たちということなのかもしれない。

僕は筋肉痛の体を労わるように、洋酒をストレートでチビチビ飲んでいた。
結衣が、隣に座る。

何とも言えない、気まずい雰囲気が流れる。

僕「・・・今日は楽しかったなぁ・・・体中が痛いよ。」
結衣「・・・私も久々だったから、ちょっと忘れちゃってた。楽しかった、かな。」

結衣は、何から話そうか、悩んでいるようだった。甘いカクテルの缶を飲んでいる。

僕「なんか不思議だよね。同期ってだけなのに、こうやって、保養施設で泊まってるって。」
結衣「そうだね。彼氏には言えないなぁ。怪しまれちゃうよ。でも・・」

僕「でも?」
結衣「現に、私たちはやましい関係じゃないし、本当に変な感じw」
僕「うんwまあ僕も淳には言えないなw殺されるw」

ちょっと談笑して、その当時流行ってたことととかテレビの話とかをした。

と、結衣が、寂しげな表情をした。
結衣「私・・・・私ね・・・・」

表情が、さらに、悲しそうな顔に歪んでいる。
結衣「彼に・・・相談できなくて・・・」

僕「・・・うん。」
結衣「同じ部署の人にも・・言えなくて・・・」

ぽろぽろと涙があふれてきた。
僕は、そっと、近くにあった毛布を肩にかけてやる。
結衣は、僕に寄り添ってきた。

僕「・・・言えなくて?」
結衣「翼には、知られたくなくて・・・・」

僕「知られたくないことがあるんだね。」
結衣「どうしていいかわからなくて・・・」
僕「わからないんだね・・そっかそっか。」

結衣「今も、竜也君に・・・すがりたくて・・でも、言うのが怖い・・」

僕は、そっと抱きしめた。
結衣は、ずっと泣いていた。

10分くらいだろうか。
結衣は、キッとした目をこちらに向けてきた。

結衣「よしっ。」
僕「うん。しゃべっちゃえ。」

結衣「・・・わ・わたし・・・わたしは・・」
声は震えている。

結衣「拒否したのに・・・強く・・・つ、強く、い、言えなくて・・」
僕「誰かに、何か・・・言われたの・・・?」

結衣「わ・・私の体を・・・から。、、体を!」
結衣は、また泣き出した。

僕「もういいよ・・・結衣。結衣は悪くない。悪くないから、目をつむって、こうしてなよ。」
結衣「ひっく・・・ひっく・・・」

もう、言葉にならない声しか出さなかった。

2時間ほどかけて、話してくれた。


結衣は、10歳年上の先輩から、執拗なセクハラを受けていた。



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