彼女達との思い出
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156:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/15(木) 10:28:26.30 ID:MVK382n60
京介、堅、絵里奈、怜奈とも会った。
でも、涼子のことは言えなかった。

京介は、彼女を連れてきた。綺麗な子だった。気立てもよかった。
京介「ここで発表があります!」
堅「お、なんだなんだ。」
京介「俺たち、結婚します!」
一同「おおー!」

京介は幸せそうだった。
式は挙げず、入籍だけとのこと。京介らしい。

それを見ていた玲奈は、すこし羨ましそうだった。
堅は、遠い目で見ていた。

玲奈「いいなぁ。私も結婚したい。」
堅「ふーん。そうなんだ。」
玲奈「・・・何その言い方?」
堅「・・・別に・・・」

僕「そこ!めでたい時に不穏にならない!」
堅「・・・帰るわ。」
玲奈「帰れば?」
堅「いちいち突っかかるなよ。」
僕「あのー。」
玲奈「竜也先輩ー飲みましょー」
絵里奈「玲奈、ちょっと。」
堅「じゃあな。また連絡するわ。竜也。京介もごめんな。新居決まったら教えてくれ。竜也と遊びに行くから。」

僕達は、先輩であり、後輩であり、学生の時から遊んで、社会人になっても遊ぶ、友達だった。
時間の流れは、いろんな出来事を生む。

僕「じゃあ僕も帰るよ。」
玲奈「一緒に帰りましょー?」
僕「何言ってるの玲奈。玲奈と一緒にいたくないから帰るんだよ。玲奈と堅なら、僕は堅を取るよ。」
玲奈「うわホ〇だ。」
僕「玲奈、ちょっと頭を冷やせ」
絵里奈「玲奈、何があったかしらないけど・・・」
玲奈「絵里奈には関係ないよ。」

この日、気まずい雰囲気の中、解散した。
きっと、この5人という、狭くも心地いいコミュニティの中に、京介の奥さんという要素が入り、無意識に不安が生まれたからだと思う。
人は、安定を求める。心のよりどころのバランスが崩れる、漠然とした不安。


僕「みんな大人になったんだよなぁ。どんどん、変わっていく」
絵里奈「そりゃあそうよ。変わらないものなんて、ないよ。」
帰り道、絵里奈と帰った。

絵里奈の手は、温かい。
不意に、絵里奈を抱き寄せる。

絵里奈「んっ・・・・暑いw」
僕「絵里奈も、変わったの・・・?」
少し、強引にキスをする。

絵里奈「んむっ・・・・ちゅっ・・・どうかな。同じようで、変わったのかも。変わらないのは・・」
僕「変わらないのは?」


絵里奈「私と竜也の、仲だけよきっと。」


駅まで送り、改札で、キスして別れた。
いや、「キスだけをして」別れた。

変わらない関係。
終わらない関係。


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