彼女達との思い出
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178:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/16(金) 12:34:21.00 ID:RavIwk5f0
それなりの規模の会社となると、途中で会社を辞め、独立する方もそれなりにいる。
所謂、「身内みたいなアウトソース先」である。
また、うちの部署で贔屓にしている発注先もかなりあった。

僕も、沢村さんに同行することも多かったので、顔が利いた。
1月は、アウトソース先に仕事を出しまくった。不安しかなかったが、それしか仕事を回す手段がなかった。
当初は、僕がやった方が早かった。しかし、数週間もすると、あっというまに僕がやるよりも早く正確に資料が出来上がっていった。
流石である。流石、それで飯を食っている人達だ。

外注先「お客さんの要望が見えてこれば、だいたいの資料は作れるものだよ。藤原さんの求めてるものが分かってきたから、これからは早いよ!どんどん注文出して!」
僕「いやぁ。助かります。僕、沢村さんみたいに美的センスがないから、こんなに素敵にレイアウトしてくれるなら、最初から頼めばよかったです。」

靖子さんには、子育ての中、申し訳なかったが、無理のない範囲で残業してもらった。
靖子「しっかり残業代が出るなら、残業しますよ。気を使わないでくださいね。」
僕「本当に助かります!お子さんの体調が悪い時は、有給でも代休でも早退でも遅刻でもなんでも判子おしますから!ちょっと出るだけなら、ナイショで出ていいですからね!」
靖子「逆に助かります。ありがとうございます。」

菜々子さんであるが・・・
こちらは、正直、期待外れだった。
簡単に言うと、「やる気はあるけれど、理解するまでに時間がかかる」のである。
たとえば、
僕「2y=4 ということはy=2ですよね?」
が理解できない。なぜなら、
菜々子さん「え。yはyという文字であって、2は数字ですので、yは2ではないですよ?」

PC作業も、使っていたといったが、実際はあらかじめ組まれたマクロの入力欄に、与えられた数字を入力していた、ということらしい。
つまり、全く使えなかった。

そうは言っても、やる気だけはある。そして明るい。僕は与えられた人材、資源でやりくりしていくしかない。

ファッションにはうるさかったので、思い切って提案書のレイアウトや色使いなどの「感覚的」な仕事をお願いした。
僕にはない、女性らしい、(若干ファンシーな)資料が、全く想像しないアプローチで出来てきた。
僕はそれに資料を添えて、外注に出すことにした。

根気強くやれば、なんとか仕事が回せる気がしてきた。

今までは、他部署へのお願いメールは夕方から夜に送っていたが、1月からは帰宅直前に送るようにしてみた。
今まで19時くらいに来ていたメールが、突然22〜24時に送られてくる。効果はてきめんだった。
返事が必ず来るようになり、他部署も足並みを揃えてくれるようになった。
また、納期が厳しい時は、こちらから出向いて行った。

僕「この前の資料なんですけど・・・」
生産管理「ええ・・・わざわざ来たの?」
僕「はい。もし何か僕の不手際で仕事が止まってしまってはいけないと思って。」
生産管理「あー、ちょっと待ってね。ここのあたりがよくわかんなくてね。そのまま放置していた。申し訳ない。」
僕「いえ。説明不足で申し訳ありません。追加資料を『今日中に』送りますので、『明日』、概要だけでも出してもらえませんか?」
生産管理「明日?うーん。明後日ではダメ?」
僕「それでは間に合いません。僕は、明日いただいた資料を『明日中』にまとめて翌朝の会議で使いたいんです。」
生産管理「そこまで言うなら用意するよ。でもそこまで大事?この資料。」
僕「当たり前です!生産管理さんの裏付けがなかったら、僕の仕事なんて誰も見てくれないですよ!」
生産管理「よく言うよwwwわかったちゃんと出してやるよww」

こうして、気づけば2月も終わりを迎えようとしていた。


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