彼女達との思い出
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188:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/17(土) 02:05:21.62 ID:BIgl5WuF0
菜々子さんのアプローチは、日々エスカレートして行った。

もはや、気付かないフリはできなくなっていた。
菜々子さんの好意は、フロア中の誰もが知っていた。

菜々子さんはその持ち前の明るさもあって、皆から好かれている。
彼女の想いを成就させようという動きが起きたのは、無理のない、自然な流れだったのかもしれない。

菜々子さん「でね。結局、私が買いたいものが買えなくて。何のために行ったんだかわかんないよねw」
僕「ねえ、菜々子さん?」
菜々子さん「はい!」
僕「今、勤務中なので、お話はその辺にしてもらっていいですか?」
菜々子さん「はい!」

クスクス

僕「・・・何笑ってるんですか?」
鈴木「いや、夫婦漫才・・・w」
僕「・・・もういいです。」
課長「お、何なら打ち合わせ室空けておいてやろうか?w1時間くらいなら大目に見てやるぞw」
河村「竜也は3分で終わるからそんなに時間いらないっしょw」
菜々子さん「エヘヘw」

調子が狂った。

菜々子さんは、美人で愛嬌があって、皆から好かれる。
頭の回転は遅いが、努力家でもある。
でも、僕は、関係を持とうとか、そんな気分になれなかったし、社内恋愛しかも同じ部署同士なんてありえないと考えていた。

僕が菜々子さんに感じているものと、
かつて僕が涼子に感じているものは、似ていた。

つまり、その後に訪れる結果も、予測できた。
絶対に、受け入れてはいけない。
しかし、完全に拒否して、退社でもされたらたまらない。

どうしていいかわからなかった。

僕「課長、お願いがあります。」
課長「うん?改まってなんだ?」

僕「菜々子さんのことですが・・・他部署へ移動して別の方を呼ぶというのはできないでしょうか・・」
課長「うーん。難しいな。イヤなのか?」
僕「彼女は努力家ですが、適材とは思えません。」
課長「それをどう生かすのかが、お前の技量だよ。」
僕「それはまあ、その通りです・・・」

課長「・・彼女の好意が迷惑か?」
僕「複雑ではあります・・・」
課長「2人とも若いんだから、楽しめばいいじゃないかww」
僕「僕は、真剣に言ってるんです・・・」
課長「彼女も真剣だぞw」

課長はいつのまにか、菜々子さんに懐柔されていた。




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