216:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/21(水) 15:29:53.62 ID:livU6Uc80
菜々子さんとは、執拗に迫られて、やむなく、たまに会った。
僕の部屋はイヤだったので、ホテルで会った。
菜々子さんは、貪欲だった。
バ〇ブ、〇ーター、ア〇ルビーズまで用意した。
菜々子さん「普段は・・・我慢してるんですから・・・今日だけは・・・好きに・・・」
普段の明るい彼女の姿なんて全くない状態。
心の底から、何か欠けているものを、激しく求めている。そう、渇望・切望しているのだと思う。
それでも、どうしても、ロウソクだけは僕は使えなかった。
あの熱い液体を、彼女にかけたときの、悲痛な叫びと、残った跡は、僕には耐え難かった。
彼女は器具で何度も逝き、僕は吸い尽くされる。
僕は、この時だけは、悪魔だったと思う。
ありとあらゆる言葉で罵倒し、彼女を痛めつけた。
彼女を痛めつければ痛めつけるほど、僕の心は蝕まれた。
季節は、12月。
もうすぐ、新年だ。
僕の心は、限界を迎えていた。
菜々子さん「・・・はぁ・・・はあ・・・どう・・しました・・・?」
僕「・・・」
菜々子さん「・・・?・・・もっと・・・して・・いいのよ・・・?」
僕「・・・もう・・・」
彼女は、察した。
菜々子さん「・・それ以上。。言わないで!」
僕「もう無理だよ、菜々子さん。もう、できないよ・・・僕には・・もう無理だ。」
菜々子さん「どうして?仕事も上手くやってますよ?!私は、今までも、これからも、今のままで満足だよ?!」
僕「菜々子さんも・・・わかってるでしょ?・・僕は・・・」
手に持った器具が、今まで以上に汚らわしく見える。
その手も、穢れた。僕は、汚らしい、化け物だ。
菜々子さん「嫌!もっと・・・もっと一緒に・・・」
僕「好きなようにしなよ、菜々子さん。訴えたかったらどうぞ・・・もう無理だ。限界だよ。」
菜々子さん「・・・」
僕「最近、何のために働いてるのかわかんない。仕事のために仕事してる。」
彼女は、息を整え、下着をつける。
僕「ごめんはっきり言いますけれど、好きでもない女性に、自分の心を殺して奉仕してる。」
彼女は、目に涙を蓄える。
僕「僕は沢村さんじゃないって言いながら、沢村さんと同じことをしてる。」
菜々子さん「竜也君・・」
彼女は、僕を、優しく包み込む。
僕は、強引に跳ね除ける。
僕「もうやめてくれ!もう無理だ!」
そう言っても、彼女は抱きつくのをやめようとしない。
菜々子さん「待って!落ち着いて!大丈夫だから!ねえ!」
僕は、菜々子さんを強引に突き飛ばした。
小さな悲鳴とともに、彼女は何かにつまずき、その場にうずくまる。
僕は、最低だ。
最低な僕は、素早く服を着て、支払いをし、菜々子さんを置いて、逃げた。
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