229:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/22(木) 16:18:48.56 ID:u81WikAW0
何気なく進んでいく毎日。
絵里奈の結婚式当日になっていた。
僕は、式には呼ばれなかった。
それはそうだろう。二次会から参加した。
綺麗だった。
優しそうな旦那さんだった。
不思議だった。
もう、何の感傷にも浸らないと思っていたが、その日は、荒れた。
僕はその日、一人で、飲み明かした。
優香「藤原さん?それくらいにしておいたら?」
僕「いいだろ?別に。僕だって飲みたい日くらいあるんだから。」
優香「意外。まじめで冷静な人だと思ってた。」
僕「・・・ああ。そうだ。そうだったね。」
優香「あ、またあとでね。はいはーい。今行きますよー。」
優香のお店は、気づけば人だらけになっていた。
それもそうだろう。
店の評判は口コミで広がり、いつの間にか繁盛店になっていた。
優香一人で切り盛りしていたのに、いつのまにか2人も従業員さんがいた。
時代は変わる。
ここももう、来れなくなるなぁ。
ああ、なにやってるんだろう。僕。
僕はあの時のまま止まっている。
絵里奈「・・・私、年末に、プロポーズを受けた。」
あの時のままだ。
僕「ねえ、優香ちゃーん。おかわりー。」
優香「はいはーい。じゃあ、この一杯、サービスしてあげる!」
僕「ありがとう。」
ありがとう。
ありがとう。
気づくと、お店には誰もいなかった。
僕「ああ、気持ち悪い。。。ここどこ・・・あ・・・」
優香「・・・起きました?」
僕「・・・ごめん。起こしてくれて良かったのに。」
優香「・・・これどうぞ。」
ハンカチ。僕は、泣いていた。
僕「うっ・・・・うううっ・・・」
僕は、優香の膝の上で、泣いた。
優香は何も言わず、優しく頭をなでてくれた。
僕「ふぅ。帰る。」
優香「私はまだ片づけものとかもあるし、明け方までいてもいいですよ?」
僕「そんな失礼なことできないよ。タクシーだけ呼んでくれればいい。」
優香「・・・そう。じゃあ気を付けてね。」
僕「ごめんね。ありがと。」
何やってるんだろう僕。
僕は、ふと思い出し、サークルの同期だっためぐみにメールを送った。
「あー、やっちゃった。飲み屋さんで寝て起きたらこんな時間」
「あちゃー(笑)大丈夫?」
「うん。ごめん寝てた?」
「ううん。仕事の資料作ってた。」
「うわぁ、自分がさらに情けない(笑)」
「お疲れ様(笑)」
めぐみちゃん。君みたいな子、なかなかいないよ。
相手をしてくれてありがとう。
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