228:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2016/12/22(木) 15:25:01.49 ID:u81WikAW0
堅「だいぶ落ち着いたみたいだな。」
僕「ん?ああ。」
帰省してから、僕は堅とはよく出かけていた。
平日でも、堅は飲みに付き合ってくれてた。
唯一の、心休まる時間だった。
堅「あー、ここもいっぱいかぁ。どこ行こうな。飲み直したいのに。」
僕「あ、あそこは?店っぽいよ」
堅「本当か?なんかただの家みたいだけれど。あ。たしかに看板あるな。入ってみるか。」
(優香似、以下優香)
優香「いらっしゃい。お2人?」
僕「うん。空いてる?」
優香「ええ。どうぞ。」
堅「オシャレな店だな。ここに決めた。ここに通おう。お姉さんも綺麗だし。」
優香「いっつも暇だから、いつでもどうぞw」
僕「不思議だ。」
優香「何がですか?」
僕「いいお酒がそろってて、お値段も高くなくて、出してくれる品も手が込んでて美味しいのに、人がいない。」
堅「そうだなぁ。今日が平日だからだろ?」
優香「週末も暇なんですw」
不思議だった。
僕と堅は、ちょっと飲みに行く時は、そこに行くようになった。
堅「また来たよ。」
優香「あ、いらっしゃい。」
女の子「(ニコニコ)」
僕「ん?その女の子は?」
優香「私の子ですよ。」
堅「ええ?ママ、子供いるんだ!若いのに!」
僕「失礼だろ。こんばんは。」
女の子は、優香の後ろに隠れた。まあそうだろう。急に知らない人が来たら怖いよなぁ。
それでも、30分もすると慣れてきたようで、キャッキャと遊んでくれた。
優香「ごめん、10分ほど見てもらってていいですか?すぐに帰ってきますので!」
僕「え?いいけど、誰かお客さん来たらどうするの?」
優香「大丈夫です!どうせ誰も来ませんから!」
堅「それはそれで問題だろう!」
本当に、不思議な店だった。
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