彼女達との思い出
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305:テスト ◆71vVbFpf.c[saga]
2017/01/09(月) 13:52:04.76 ID:NU/wupVb0
最大クランを抜けた僕ら3人は、別のクランに誘われた。
そこは、生産に特化したクランで、規模も最大級だった。なので、クラン規模の大きさによる恩恵も最大で、特に前クランと差はなかった。

また、別アカウントのキャラは、対人特化のクランに誘われた。
僕はそれから、対人と生産に明け暮れた。

対人クランは、トーナメント戦で常に優勝・準優勝のメンバーで構成されていて、対人のスキルは格段に上昇した。
僕の参加するグループも、毎週行われる団体戦で、上位3チームに入る強さになった。また、毎月行われる個人戦でも、ベスト10になら入れるようになった。

生産キャラは、年に1回行われるレア武器生産イベントで、TOPになった。
これにより、そのネトゲで自分しか持てない称号とアイテムももらった。

ふと我に返った。

ネトゲで、狩りをしに行くと、敵対勢力に出会っても、挨拶され、相手が場所を譲ってくれる。
「あ、こんにちは!ちょうど帰るところなので、よかったらどうぞ!」

狩りに行く際、PTを募集すると、すぐに集まる。
「竜也さんとPT組めるんですね!緊張します!」
「あ、その武器!初めて見ました!」
「やっぱり、火力全然違いますね!」

生産キャラを立ち上げると、様々な人からメールが入っている。
「武器の代行をお願いできませんか?作成前の報酬で〇〇(超レア)、成功の場合は成功報酬で〇〇(超レア)です。」
「今度イベントで〇〇するんですが、賞品で□□出せませんか?報酬は△△(莫大なネトゲ用通貨)です。」


違う。
そういうことがしたかったんじゃない。
僕は、自由に、きままに、好きな狩りをして、好きな武器を作って、この世界観を楽しみたいだけなんだ。


僕「あー。なんかネトゲ疲れる・・・」
ユミ「有名になりすぎましたねw私なんて気ままですよ。」
エリカ「ネトゲなんて、ただの遊びなんだし、好きなことだけすればいいんじゃないですか?」

そうだ。その通り。

僕は、その頃、考えていたことがあった。
そのネトゲも人気に陰りが出てきていた。強い人はどんどん強くなる。弱い子は弱いまま引退する。参加人数が減ってきているなと感じていた。

僕「あのさ・・・実は、ゲーム実況を考えてるんだけど。」

僕は、このネトゲを知ってもらおうと、とある動画サイトでゲーム実況をしてみようと思っていた。
今まで、攻略の実況などはアップされていたが、初心者用の動画はなかった。
なので、キャラ作成から無課金での楽しみ方・おすすめの方法などをまとめたものを作りたかったのだ。

ゲーム実況している子の知り合いはいたので、ノウハウはその子から教えてもらった。
かくして、僕のゲーム実況者としての生活が始まった。


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