43:テスト ◆71vVbFpf.c[sage]
2016/12/02(金) 16:36:59.91 ID:9VTtiWa+0
4回生になり、就職先も決まり、あとは卒論という時期になってきた。
その頃、大学の研究室に閉じこもるようになった。
研究が、夜通し行われたりもするからだ。
優子は、よくその夜通しの研究にも付き合ってくれていた。
優子「はい。コーヒー。」
僕「お、ありがとう。」
優子「てかさー。いつまで研究してるの?そんなに卒論って大事なわけ?」
僕「うるさいな。貴重な時間を使ってるんだ。時間をかけるなら、それなりの論文にしたいだろ。論文にかける時間が無意味になる」
優子「適当でいいじゃん。就職先だって決まったし、研究室に残るわけじゃないし、就職したら遊ぶ時間減るよ?今のうちに遊ばないと!」
僕「もうお前どっか行ってろよ!邪魔するなよ!」
優子「はぁ?わざわざ研究に付き合ってあげてるんでしょう?なんで私が怒られなきゃいけないの?」
僕「相変わらずその一言が余計なんだよ!」
いつもそうだ。
いつも喧嘩ばかり。
そんな時、携帯が、鳴った。
画面上には、絵里奈の文字が映った。
僕は、優子の目の前で、取った。
僕「もしもし。どうした?」『ちょっと、電話の子、誰よ!』
僕「あー、いいよ良いよ全然。ちょうど話がしたかったんだ!うんうん。あははは!」『聞いてるの?ねえ!あなた何様のつもり?!』
僕「あ、ごめん。ちょっとうるさいから、移動するね!」
僕は、優子を研究室から追い出し、鍵をかけた。
優子は怒り狂い、研究室のドアを蹴りまくった。
電話を終え、ドアを開ける。
そこには、怒りに満ちた目で、仁王立ちする優子がいた。
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