【結城友奈は】 樹「失って得た掛け替えのない一日」 【勇者である】
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12:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:00:58.67 ID:oJP2LInOo

「はい?」

「えっと……」

止めたはいいけど何を言うべきか

そんな風に迷った夏凜さんだったけど

いろんなところから聞こえてくる慌ただしい音

それに交じって規則正しく近づいてくる先生の足音に

夏凜さんは「あのさ」と、私を見つめて

さっきのじゃうまく言えなかったと考えて悩んで決めたんだと思う

「に、似合ってるわよ……新しいやつ。それだけ」

夏凜さんは一人で呼び止めて、

一人で言って、一人で教室に逃げていく

それを目で追いながら、

私は嬉しさに緩んだ頬をムニムニと揉み、自分のクラスへと向かった


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