【結城友奈は】　樹「失って得た掛け替えのない一日」　【勇者である】-SS速報R

【結城友奈は】　樹「失って得た掛け替えのない一日」　【勇者である】

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1:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:54:43.79 ID:+ZLyjhrVo

結城友奈は勇者である。の、樹ちゃんの誕生日の為のSS

短め

2:名無しNIPPER
2016/12/07(水) 23:55:10.64 ID:+ZLyjhrVo

「……ふぅ」

今日だけは、すごく早く目が覚めた

3:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:55:35.39 ID:+ZLyjhrVo

「いっつき～、おきなさーい」

部屋のドアが開いて、飛び込んでくる少し弾んだお姉ちゃんの声

4:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:56:53.28 ID:+ZLyjhrVo

「いただきます」

「召し上がれ」

5:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:57:32.61 ID:+ZLyjhrVo

「そうだ、樹」

お姉ちゃんはそう言うと、私の右前髪を止めるヘアピンを外して

6:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:58:00.01 ID:+ZLyjhrVo

◇◆◇◆学校◇◆◇◆

「お、おはよ」

7:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:58:32.90 ID:+ZLyjhrVo

お姉ちゃんが悪戯したくなるといったのが良く解る感じで

誕生日特権です。ごめんなさいと夏凜さんに心の中で謝って

8:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:59:02.41 ID:+ZLyjhrVo

「…………」

夏凜さんの隣を歩く。それだけで私的にはちょっぴりな幸せ

9:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:59:28.29 ID:+ZLyjhrVo

「もう、友奈ちゃんったら急に大声で呼ぶんだから」

「勇者部のプリンセスにちゅうもーっく！って感じだったね～」

10:名無しNIPPER[saga]
2016/12/07(水) 23:59:56.80 ID:+ZLyjhrVo

「えへへ」

「な、なによっ」

11:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:00:30.02 ID:oJP2LInOo

「そういえば、樹ちゃんピン変えたんだね」

「はいっ、お姉ちゃんが今朝、付け替えてくれたんです」

12:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:00:58.67 ID:oJP2LInOo

「はい？」

「えっと……」

13:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:01:32.12 ID:oJP2LInOo

◇◆◇◆スーパー◇◆◇◆

「んー樹、何食べたい？」

14:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:02:03.79 ID:oJP2LInOo

「それじゃ、カレーの材料買っていくわよーっ」

「うんっ」

15:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:03:43.80 ID:oJP2LInOo

◇◆◇◆自宅◇◆◇◆

「「「「お誕生日おめでとーっ！」」」」

16:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:04:10.84 ID:oJP2LInOo

「樹、カレーつっくろ～」

お姉ちゃんは私を気遣ってか

17:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:04:39.54 ID:oJP2LInOo

鍋を混ぜるお姉ちゃんの横でそう言いながら、そっとみんなに目を向ける

玉ねぎを切ったことでダメージを受けた夏凜さんと友奈さん

18:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:05:09.82 ID:oJP2LInOo

「それでは改めまして～ッ！」

「「「「「お誕生日おめでとーっ！」」」」」

19:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:05:43.90 ID:oJP2LInOo

震えたその声に、みんなが一瞬だけ静まり返って

そのすぐ後に、誰かのお腹がぐ～っと空気を乱した

20:名無しNIPPER[saga]
2016/12/08(木) 00:06:19.17 ID:oJP2LInOo

「私達も嬉しいよ。樹ちゃん」

「みんなでお祝いするのって楽しいよね～」

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