ヒーローとその姉(オリジナル百合)
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63: ◆/BueNLs5lw[saga]
2017/01/09(月) 19:51:37.72 ID:hbVB15e3O
CMに入った。もう一度ココアをすする。甘い。
私はこの数日で、ちあきさんの様々な表情を見た。
怒ったり、泣いたり、笑ったり。
忙しい人だった。
私よりもずっと繊細で、大人っぽくない。

「ぷっ……」

可笑しい。
笑われたのに気づいたのか、ちあきさんがのそりとこちらを向いた。

「私こそ、ごめんね」

どうしてあんたが謝るのよ、と言いたげに私を見やる。

「ちあきさん……ちあきちゃんが怖いなんて言って」

言い直すと、照れ臭かった。
ひろ君。絵ちゃん。ちあきちゃん。
そうやって呼んでいた頃が懐かしい。

「何いまさらちゃんづけで呼んでるのよ……」

ぶっきらぼうに、また転がった。
心なしか嬉しそう。

「ちあきちゃん、私たちにはひろ君が変っていくのを止められないんだよ。寂しいと思うけど。ひろ君だって、いつか守りたいなって思う人が現れるんだから」

ちあきちゃんがいつまでもひろ君を守ってちゃいけないんだよ。









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