13:名無しNIPPER[saga]
2016/12/28(水) 23:51:49.01 ID:zTK2mWKQO
男「では、失礼します」
女「あっ……!」
この30分ほどの出来事。
ギュムッ。
所詮。
あ、あれ。ギュムッ。
失恋。
ち、違う違う。ギュムッ。
失望。
いやいや。ギュムッ……。
ぜんぜん潰せない。くそ。
グイッ!
女「あ、のっ……!」
コートが急に引っ張られた!
男「のわっ。あ」
女「ごめんなさい、そのっ」
振り返ると、慌てた様子の彼女がいる。
……やはり不安は不安だったのだろうか? 悪いことをした。
男「……。すいません、やっぱりご一緒しますか」
女「いえ、あの、その」
女「その、でも、うう」
女「私が、そのぅ……」
ごにょごにょした呟きはどんどん先細って消えていってしまった。
俺は、彼女のそれを聞き取りたくて耳を寄せる。
女「私を、泊めてください……」
その瞬間。
ゼロ距離から、すごい甘いのが耳から脳をブチ抜いていった。
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