28: ◆dsJGber.Kg[saga]
2017/01/07(土) 23:57:37.04 ID:djNBr2tN0
まぁ彼らが私のことを女扱いするのは定番の流れだし、別に今更気にすることでもないか。
苦笑を一つ。行列の最後尾をメイと一緒に歩き、廃墟の外に停めておいた馬車を目指す。
眼鏡をかけた男「僕らもようやく仕事が板についてきたんじゃない?」
そんな折、無法者の後ろ、縄を持つ男――私らのグループの司令塔、ナオトが口を開く。
眼鏡をかけた平均的な、平凡とも言える見た目の彼は弓や魔法による遠距離からの攻撃を得意とする。目立たない見た目と同じく地味な戦い方だがその実力は中々のものだ。
身長は平均的。体格も特徴はなく。顔立ちは悪くはなく、むしろいいのだが印象が薄い。冒険者風の服装に黒いコートを羽織、弓を背負った後姿はとてもかっこいいんだけど不思議なものだ。
いかつい男「まだまだだ。俺らは実力も経験も実績もない」
と、真面目な返答をするのはユースケ。男性の平均より身長が高めな私やメイを越す巨漢で、筋肉質な体つきが目を引く男の中の男である。
戦い方も見た目通りパワフルで、斧やら拳やら落ちているものを使って戦ったりと接近戦、特に乱戦で右に出るものはいない。短所といえば魔法に弱いくらいか。
シャツにズボン、その辺りは平凡な冒険者の装いだが、大きな斧を背負うためのホルダーを身につけ、手には金属製のガントレット。そこにこの体格で威圧感が凄まじい。
けど性格はそんなことなく、明るく、話していて楽しい友人である。
私とナオト、ユースケに紅一点のメイ。
世界ががらっと変わっていく中、自然と私達は一緒にいて、生活をともにしていた。仲間というよりは家族と言った方がしっくりくるかもしれない。
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