29: ◆dsJGber.Kg[saga]
2017/01/08(日) 00:16:27.05 ID:qrgtRY9s0
サヤ「ですね。認められるにはもっと頑張らないと」
彼らと暮らしていくためにも、評価をある程度は稼がなくてはならない。私たちがいる街はそういう場所だから。
メイ「早いものよね。世界が変わってから」
ナオト「英雄と魔王に魔物――魔の者の出現、『異界化』。人間に力が目覚めた『覚醒』。よくもこう目まぐるしく変わったものだよね」
異界化。
まず世界に訪れた異変。感じでなんとなくどんなことが起きたのか分かるだろう。
異界化では大まかに分けて二種類の別世界の存在が、私たちの世界へとやってきた。
一つ目。英雄と呼ばれる別世界の超人的な力を持つ人間や、その他の種族のヒーロー、有名人。
この世界に元々住んでいた人間、つまり私たちみたいな『地人』が力を得ても尚、圧倒的な力を誇る存在であり、その目的は人それぞれ。
彼らに一貫して言えるのは、死後この世界へ喚ばれている、ということ。
別世界で生きていた記憶はあるようで、各々もう一つの人生を楽しんだり、平和のために敵と戦ったり、英雄によっては暴力や殺戮を楽しんだり――と本当に好き勝手している。
その点は人間と何ら変わりない。けれどいかんせん力が強すぎるから厄介なものだ。
そして二つ目。魔の者。
魔王と呼ばれる恐ろしい力を持つ何者か。魔物と呼ばれる異形のもの。それら二つを総括して魔の者と呼ぶ。
彼らは英雄、地人の共通の敵であり見境なしに襲ってくる野蛮な存在だ。
と、異界化について説明すれば分かるだろう。世界は魔の者と英雄、超常的な力を持つ者たちの争いに巻き込まれ、一変した。
魔の者に手当たり次第に襲撃され、科学なんてものは魔法の前に無力化。人口なんてどれだけ減ったのかも分からない。
生き残った者にも勿論科学に通ずる知識人がいるだろうけど――英雄らは必要としていないようだ。
35Res/29.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20