12:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:18:07.91 ID:AWhlWl6p0
/35
眼が覚めたあと最初に視ることになったのは、真っ白な天井でした。
白一色の壁紙に蔓延る線と点。
ああ、私──まだ生きてるんだ。
真姫「──花陽っ!」
花陽「真…姫……ちゃん」
真姫「良かった……」
花陽「ぐうっ……はあっ……!」
真姫「花陽、しっかりして!」
頭が割れそうなぐらい、線が眼に染みる。
このまま死を視ていたら、脳が焼け切れてしまう。
綺礼「眼鏡を渡してやれ。それで多少はマシになるだろう」
真姫ちゃんから眼鏡を受け取り、かけ直す。
すると、あれだけ濃く刻まれていた線がほとんど消え去りました。
花陽「あ、ありがとう」
真姫「いいのよ、これくらい……他にどこか痛いところは?」
花陽「ううん……動かなければ、多分大丈夫だから……それより凛ちゃんは──!」
真姫「凛も他の病室にいるから、心配しないで」
77Res/77.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20