花陽「死を視ることができる眼」
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:26:35.91 ID:AWhlWl6p0
再び歩み始めた言峰さんは病室の引き戸を開き、こちらに振り返って一言────


綺礼「救いを得たければ迷うな。友の命をどうするのかは、お前次第だ」


そう告げて彼は出て行った。

私には、その言葉の意味が理解できませんでした。

友の命……?

それって、凛ちゃんのこと?

でも、凛ちゃんは私と一緒に助かったって真姫ちゃんが────


『助かった、か。その台詞は少し早いかもしれんがね』


言峰さんの言葉を思い出す。

そして先ほどの意味深な台詞。

……なんだか嫌な予感がする。

胸がざわついて、落ち着きがなくなってきた。

そういえば、まだ凛ちゃんの容態を確認してないじゃないですか。

この眼で確かめないと、休もうにも休めません。

私は死に体の身体に鞭打って、ベッドから上体を起こしました。



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