花陽「死を視ることができる眼」
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27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:33:06.53 ID:AWhlWl6p0
少し様子を窺ってみても全く動かないあたり、どうやら意識を取り戻したわけではなかったらしい。

ただの寝言でした。


凛「かよ……ちん……」

花陽「……私は、ここにいるよ」


凛ちゃんの手を包み込むように握り締める。

眼から溢れ出してくるものを拭うこともせず、眠り続ける彼女の顔を眺めた。

涙で線が滲んで視える。


凛「ずっと……友達だよ……」


呟いた言葉は、誰に宛てたものだったのか。

深い眠りの中で見ている夢は、どんな夢なのか。

それを知る術はない。

だけど、願わくば幸せなものでありますようにと祈りを込めて────

私は凛ちゃんの寝言に返事をした。


花陽「友達じゃない、親友だよ」


頬を撫でると、柔らかくて冷たかった。



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