花陽「死を視ることができる眼」
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49:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:51:27.71 ID:AWhlWl6p0
口角を上げて笑みを浮かべると、ロアは言った。


ロア「いや。仲間にしてやるのよ、この私がね」

花陽「………………」

ロア「あんたの意思なんて知るかよ。むしろそんなものは邪魔でしょ。安心しなさい……その血を吸い上げ魂まで略奪したあと、あんたがなんの躊躇いなくその力を行使できる存在に昇げてやるわ。あの娘と同じようにねえ、アハハハハハッ!!」

凛ちゃんと同じように……だって?

余裕に満ちた耳障りな声。

聞いてるだけで頭が痛む。

立ち上がり、再びナイフを構える。


ロア「よせよせ、いくら線を視たところで私に触ることができなければ意味がない。私はね、こう見えてもあんたの能力を高く買っているのよ。そんな調子で動けばその貴重な身体が死んでしまうでしょう」

花陽「……どうして凛ちゃんを吸血鬼にしようとしたんです」


質問の意図が理解できないといった素振りで、ロアは首を傾げた。


ロア「何故って、あれがμ'sのメンバーだからに決まってるじゃない。誰だって輝けると豪語するなら、吸血鬼に堕ちた身でも同じことをしてもらわなくちゃ信憑性がないじゃない。あんた達が本物なら、化物になったぐらいで客が減ったりしないでしょ?」

花陽「そんなことのために……?」

ロア「そんなことってあんた……客が来るのは大事でしょ。ほら、どれだけ練習したところで、ステージを見る客がいなくちゃ意味が────」


満身創痍の身体を押して、やつに飛び掛かっていた。

すぐ様後退されたことで、ナイフは宙を掠める。

引き際に放たれた衝撃破が胴に打ち込まれ、躱すこともできずただ痛みに耐えるしかできない自分がいた。



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