花陽「死を視ることができる眼」
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50:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:52:13.05 ID:AWhlWl6p0
ロア「卑怯だなんて言わないでね。爪で斬り結べば爪ごと切り裂かれそうだもの」


自分の考えを証明する──ただそれだけのために凛ちゃんを吸血鬼にしたの?

私達の考えを否定するために、凛ちゃんの人生を無茶苦茶にしたの?

もう……いい。

やつの死さえ視れれば、他にはなにも────

ふらつきながらも立ち上がり、そのままやつの元に駆けて行く。

狙いはやつの死。

その点を穿ち、息の根を止める。


ロア「ハハハハッ。あんた、そんなに死にたいわけ?」


攻撃を躱しながら前進するも、閃光が脇腹を掠め、駆けていた足が止まった。


ロア「あんた、その身体────もう死んでるわよ」


今度倒れたら、もう立ち上がれない。

歯を食いしばって耐え、なんとか姿勢の維持に努める。


ロア「驚いた……それでもまだやれるのね。仕方ないから首から上だけで我慢するとしましょうか。あんたを下僕にしてどこぞの代行者にでもけしかけてやろうと思ってたんだけど、これじゃあ無理ね」


も、う……なんの、感覚も……わから、な、い。

死に、包まれ、ていく。

世界に死が、満ちている。


ロア「あんたとの戯れ合いもここまでよ。さ、とっとと死んじゃいなさい」


眼の前に最大出力の雷撃が迫って来る。

迫って来るけれど、もうどうだっていい。



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