花陽「死を視ることができる眼」
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53:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:54:56.42 ID:AWhlWl6p0
花陽「それがあなたの勘違いです、吸血鬼。命と死は背中合わせでいるだけで、永遠に顔を合わせることはないものでしょう」

ロア「ふ……ふざけるなっ!それが真実であるなら、人のカタチを保っていられるはずがない!あんたはなにを視て────」


眼の前の敵と対峙して、睨み合う。

ようやく理解できました。

ずっと問い続けていたことに、やっと答えを得ることができた。

この眼は──────


死を視ることができる眼は、このときのためにあったんだ。


ロア「あっがあっ……ぐっ─────」


すぐ眼の前にいるというのに、背中を晒して逃げ出すロアの死が視える。

絶対に逃がさない。

あなたは私が殺します。


花陽「教えてあげます。これが、モノを殺すっていうことです」


ナイフを廊下の点に突き刺す。

すると、死を迎えた廊下は早々に崩壊していく。

崩れていく足元の中でも、私は冷静さを保つことができた。

何故なら、眼の前にいる吸血鬼の死がもうすぐそこにあったから。



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