54:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:56:21.39 ID:AWhlWl6p0
花陽「──────!!」
落下していく瓦礫に飛び移り、ロアの元に向かう。
普通なら、やつが全力で逃げに徹すれば追い付けない。
だけど今は違う。
重力がこちらの味方となっている以上、この距離では逃げ足の速さなんて関係ない。
ロア「オオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!」
やつの手から放たれる雷撃も、もう見飽きた。
落下しながら閃光にナイフを這わせ、距離を縮めていく。
ロア「ば……化け物っ!」
術を行使していた右腕を切り捨て、やつの懐に入り込む。
点を視据えて、ナイフを握っている方の手を振り被る。
きっと恐ろしくはないでしょう。
あなたにとったら、一度が永遠なんですから。
でも違うところがあるとすれば、それは────
花陽「二度と帰って来られない」
ロアの点を穿ち、ナイフを突き刺したまま落下していく。
瓦礫から地上に飛び移ると、勢いを殺し切れずに転がり続けた。
全身が激痛に苛まれたけれど、一応は生きているらしい。
もはや力尽き、仰向けのまま寝転がる。
途絶えそうな意識の中で、真姫ちゃんの忠告を思い出す。
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