花陽「死を視ることができる眼」
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55:名無しNIPPER[sage saga]
2016/12/29(木) 16:57:21.93 ID:AWhlWl6p0
そういえば、なんて言ってたっけ────


『花陽、視えないものを無理に視ようとしないで。それは本来在り得ない運動よ。使い過ぎれば脳が過負荷を起こして使い物にならなくなるわ』


……もう、どうでもいいや。

こんなことで良かったのなら、もっと早くロアを仕留めとくべきでした。

そうすれば、凛ちゃんだってあんなことにはならなかったかもしれません。

心残りといえば、それぐらいかな────

そう思って眠りにつこうとした瞬間、左足を強烈な力で掴まれた。

この化物、まだ生きてたんですかっ──!?


ロア「キ、キ、キ、キサマ──!!消絵消江るワタシガキェ留──ナにヲナニヲシタ!!ナゼ……ドウヤッテワタ死ヲ──!!」

花陽「くっ──!?」

ロア「あグォォケケキ……キ……消エナイ!!マダ、キレキキキ……キレナイ!シ死し死死ナ────」


絶対絶命のピンチの中、碌に身体を動かすこともできずにいると、やつの背中に大きな槍のようなものが突き刺さりました。

シエル先輩のパイルバンカーがロアを串刺しにしたまま、その身体を宙に運んでいきます。


ロア「ギャォガアェェオオギァ──!!ゲヒッ──!!」


空を貫くまで伸びる光の線が放たれ、ロアのカタチが消えていく。

やつを消し去ったあと、シエル先輩は私の身体を抱き起してくれました。

先輩の身体に開いていたはずの孔は、既に跡形もなく塞がっています。



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