モバP「そうして俺は心配するのを止め高垣楓を愛するようになった」
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12: ◆agif0ROmyg[saga]
2017/01/13(金) 22:24:21.58 ID:m+LHJ2JO0
そんな、危うい関係を数日続けた後。

ある夜、俺は遅くまで事務所に残っていた。

珍しくも楓さんは俺に誘いをかけてこず、どこかへ行ってしまっていたし、他のPや事務員も帰宅した。

久々に業務がはかどり、しばらくゆっくりできそうなところまでやっつけて、伸びをする。

今から家に帰っても良いのだが……明日も仕事だ。

どうせ他に誰もいない。

俺は休憩室へ赴き、布団に飛び込んだ。

近頃は、仕事のきつさは今まで通りだが、やはり楓さんとの関係をどうするか、心労が絶えない。

まだ日付が変わるまで少しあるくらいの時間だが、疲れのためか、すぐに眠り込んでしまった。

そして、数時間後。

首に降りかかる優しい吐息で目が覚めた。

時刻は深夜、やや短いながらも良質な睡眠を取れて、頭は割とスッキリしている。

が、布団の中でもぞもぞしているものが、俺を不安にさせる。

「あ……起きたんですね。おはようございます……こんばんわ、でしょうか?」

顔を突き出してきたのは、やはり楓さん。

少し顔が赤いのは、アルコールのせいだろうか?

酒臭さはあまり無いので、なんとも言い難いが。

「楓さん、どうしてここに?」

「二人きりになりたかったんですよ。
 皆いなくなるまで残業していらしたから、お仕事が落ち着くまで待って、それから夜這いでもかけようかと思っていたんです。
 でも、いざ見に行ってみたら、もう眠っていたので。
 つい、ご一緒してしまいました」

勝手に男の布団に潜り込んできて、ぐうぐう眠ってしまうとは。

楓さんらしい自由さ……と表現するのは、甘いだろうか。

そこまで考えて、楓さんの服に気がついた。

肩と胸元を大きく露出した、薄い黄緑色の服。

白くて大きな襟、腕全体を包む白い袖、緑色の手袋、黒い筋が入ってややタイトな胴体部。

楓さんがアイドルとして初めて仕事したときの衣装に違いなかった。

「それは……? いったい、どうして」

「ああ、これ。覚えてますよね。私の初仕事の衣装です。
 先日頂いたので、早速使ってみようかと」

「使う? ……使うって、何に」

そこまで行って、思い当たった。

さっき楓さんは何と言った、ここへ、何をしに来たと言った?

寝起きの頭がゆっくりと回転し始めるが、その時にはもう、全く手遅れだった。

「アイドルとエッチなことしちゃダメって、ずっと言い張ってますよね。
 ですから、プロデューサーさんが本当にアイドルにそういう欲望を抱かずにいられるか、試してあげようと思ったんですよ」

掛け布団を床に落として、楓さんが俺の上に陣取る。

随分前の衣装だが、特に問題なく着られているのは流石といったところだ。

が、胸元の鋭い切れ込み、そこから除く谷間にどうしても視線が惹きつけられてしまう。

もともとキツめに縫製されていたせいであろう、寄せ上げられた乳房が実際以上に深い谷間を作っている。

巨乳というには程遠い大きさだが、そんな胸がギュッと寄せられて本来以上のサイズ感になっているのは、これはこれで扇情的。

いや、煽られてはいけないのだが……胸を魅せつけてくる当の楓さんは、見られることでずいぶん機嫌良さそうにした。


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