56: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/01/24(火) 00:29:16.40 ID:TB1GBG6ro
昨晩とはうって変わって冷たく突き離され、勇者は独りで部屋に残された。
誰もいなくなった部屋で、冷静に今一度自分の体調を確認する。
頭を軽く振っても、頭痛も目眩もしない。
ぼんやりと焦点の狂っていたような視界もなく、額や脇に手を当てても、熱は引いていた。
シーツの端を掴んだり、離したり、色々とまさぐってみても手の触感もおかしくなく、自由だ。
血を吐くまで咳き込んだ喉も、今はもう痛くない。
一晩明けてみれば、昨日の不調がまるで嘘だったように、けろりと治ってしまう。
勇者(大人になると……こういうのは長引かないものなのか?)
釈然としないまま、サイドテーブルの水差しに手を伸ばす。
窓から差し込む朝日と、鳥の声に聴き入りながら、ひとまずは朝の時を過ごした。
その間に朝立ちは収まった。
収まったが……それでも、おかしな半勃起状態より下にはならない。
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