613: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:40:17.06 ID:atTaj141o
受け取ったのは、瓶とも革袋とも違う、片手の中に納まる奇妙な材質の容器だった。
形状は瓶のようであっても、握れば凹む、つるつる、ぺこぺこ、とした手触りは初めてのものだ。
煙のかかったような半透明の内部には、微かな桃色の液体が半ばまで満たされているのが見えた。
勇者「……なんで?」
サキュバスB「え? 余ったからですけど」
勇者「お前は使わないのか?」
サキュバスB「んー……。あれ、気持ちよかったですけど……一回すれば満足かなー、って思って」
勇者「勝手に飽きてヒトに押し付けるなよ」
サキュバスB「あ……それとも陛下、またやりたいです?」
勇者「いや……」
サキュバスB「いや、って事ないでしょう。とにかくそれ差し上げますから、何かの時にでもどうぞ。それじゃ!」
勇者「あ、おいっ! 待て!」
一方的にそれを押し付けてサキュバスBは小走りで去ってしまい、
およそ用途の思い付かない“淫具”を持たされてただ一人残され、呆然と勇者はそれを見つめた。
勇者「何に使えって……?」
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