618: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:44:41.63 ID:atTaj141o
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執務室での残務を終えると、時計は就寝時刻近くを差した。
書類とペンを片付け、寝室へ向かうと……扉を開けた直後、外から声がかかる。
立っていたのは、就寝用の薄衣に身を包んだ――――
勇者「堕女神、どうしたんだ? ……いや、その、ごめん。勝手に切り上げて……その」
堕女神「……陛下。貴方は、このところ……私を小言ばかりと思っておいででは?」
勇者「…………いや、そんな……」
濃紺の薄衣と、そこから真っ直ぐに伸びる白く艶やかな肢体が目映く映る。
口ではそうふくれるように言いながらも、怒っている様子はない。
勇者「……入るか?」
堕女神「ええ。失礼いたします」
扉を開け、室内へ導き入れると……そこで、就寝時刻を示す鐘が、廊下のどこかの時計から響き渡った。
寝室に通された堕女神は、そのまま……押し切るように、勇者をベッドの上まで押しやった。
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