619: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2017/03/04(土) 05:45:07.76 ID:atTaj141o
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堕女神「ん、はむっ……ふ、ぅぅ……ちゅっ……!」
時にして、十分近く。
堕女神の様子は、妙だ。
勢いを付けるように、一方的に唇を押し付け、貪るようにことさら水音を立てて、歯列ひとつひとつを磨くように舌を差し入れてきた。
息継ぎにも困るような長い口づけを経て……ようやく、離れる。
勇者「っ……は……! 堕……」
堕女神「す、すみません……陛下、つい……その……夢中、に」
堕女神に押し倒される姿のまま、靴も脱げていない。
ベッド縁に座った直後、こうなったのだ。
彼女の顔には緊張がまだある。
何かを誤魔化すか、もしくは勢い付けるようにか……それはまだ、定かでない。
勇者「いったい……どうしたんだ?」
堕女神「……あ、う……」
いつになく――――歯切れが悪い。
日中のはっきりとした物言いの彼女とも、いつもの夜とも違う……おかしな様子だった。
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