シンジ「僕が?」
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760: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/03/12(日) 21:44:30.85 ID:ThtKAN8m0
- リツコ宅 マンション 屋上 -

シンジ「……ふぅ」

マリ「なんか用?」

シンジ「あぁ、やっぱり来てくれた」

マリ「別にワンコくんの為に来たわけじゃないけど」

シンジ「それでいいんだ。少し話ができるなら」

マリ「なに?」

シンジ「この間は、ごめん」

マリ「ワンコくんが謝る相手がいるとすれば私じゃない。もっとも赤木リツコが事実を知ったら謝っても許さないだろうけど」

シンジ「うん、そうだね」

マリ「で?」

シンジ「リツコさんは、このままにする。父さんと添い遂げても、どうせロクなことにはならない」

マリ「……っ! だからいいってわけ⁉︎」

シンジ「そうじゃないよ。僕はリツコさんにしたことを死ぬまで誰にも言わない。やったことの罪悪感を抱えて生きていく」

マリ「人としての意思は? 赤木リツコに選ばせないの?」

シンジ「それは僕のエゴだ。リツコさんには知らないままでいてほしいだけ。どんなに綺麗事を並べても意味がないから」

マリ「…………」

シンジ「僕は、僕のエゴでひとりの人生を僕の思いのままに歪めてしまったんだ」

マリ「あっそ」

シンジ「マナについて話たいことがある」

マリ「その目を使えばいいんじゃん。ゲンドウくんにも使えば?」

シンジ「マナはともかく、父さんに使えば1人では済まない。冬月副司令をはじめとして次から次に使わなけれいけない状況に追い込まれる」

マリ「…………」

シンジ「そうなってもいい。僕なんかどうなってもいいんだから。でも、完全に融合してしまえばなにもかも意味がなくなる」

マリ「ふぅ、まぁそうだね」

シンジ「僕の中にある3つの魂は、本来なら1つの肉体では共存できない。魂に肉体が耐えられないから」

マリ「…………」

シンジ「それが融合してしまえばどうなってしまうのか、僕も、わかるよ」

マリ「ま、気がつけたってことね」

シンジ「うん、今後はできれば協力したい」

マリ「それは、私たちの計画に?」

シンジ「そうじゃない。僕はやっぱり、みんなを守りたい。だから、道が違えるまでの間は共同戦線をとらない?」





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