109: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/02(木) 18:06:39.15 ID:grgRhVZBO
結局、3人でお弁当を食べた。
いつも二人だけだったからちょっとうれしい。他に友達いないわけじゃないけど、一緒にはあまり食べないな。
学食派とか、校庭の木のあたりで食べたりするグループがそれぞれあるけど、ぼくはそれで人が少なくなる教室で食べるのがちょっと好き。
程よく静かなのがいいんだ。
平瀬先輩となら、きっと静かで楽しい時を過ごせるんだろうなあ。
「おい、おいお前」
「え?」
「弘、どうした? 上の空だぞ」
「あ、ごめん。何の話?」
焼きそばをほっぺたに何本もくっつけたまま勇気が話を再度始めようとする。
それを見て水無月さんは『下品。最低』と冷たく言い放つ。すると勇気は『お、すまん』と口を手で拭いた。それで水無月さんはあきれ顔。
「サッカーの体験入部、するだろ? って話だよ」
「あ、うん。今日はやるつもり」
「そう来ると思ったぜ!」
右手を上げてガッツポーズをとる勇気。それを見て、お茶の入ったペットボトルから口を離し、水無月さんが言う。
「私も見学しようかしら?」
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