316: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/04/01(土) 13:51:08.70 ID:9ix3igxIO
「おい」
「は、はい!?」
「来いお前」
びっくりしたぼくに、追い打ちをかける乱暴な言葉遣い。
そして思いっきり首を掴んで、引き寄せてきた。
平瀬先輩があっと言う間に……ぼくはその迫力と痛みによる恐怖によってろくに抵抗もできずについていくしかなかった。
ぐいぐいとくる痛みと、海藤先輩の早い歩調のせいで、足早にならざるを得なくなる。
どこに連れてくつもりなんだろう?
「待ってください、ちょ、ちょっと!」
少し遅れて平瀬先輩が小走りで追いかけてくる。周りの人たちにごめんなさい、ごめんなさい、と頭を下げながら。
頭の上から海藤先輩が『へへっ』と笑うのが聞こえた。
何をするつもり……まさか、ぼくを人質にして先輩に何かしようと言うんじゃ……!!
391Res/190.38 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20