90: ◆x.53aZIM6g[ saga]
2017/03/02(木) 15:28:20.81 ID:grgRhVZBO
信じられない日だった。
平瀬先輩が、平瀬先輩と、平瀬先輩に……あれ?
とにかく、平瀬先輩と一緒に美術館デートできるなんて!
お風呂の中でぼくは、お湯に潜って全力で声を上げていた。
ごぼごぼがぼがぼと音がして、ぶくぶくとした泡の感触が顔を下から上へと一気に伝って消えていく。
その感触が消えると同時に、また新しい泡が次々と……そんなのどうでもいいや。
とにかく平瀬先輩とデート! やったーーーっ!!
魚みたいに、水面から飛び上がる。ここからは声が出ないようにしなくっちゃ。
湯船から出て、浴室からも出ようとすると、頭の上にぴちゃりと水が垂れた。
水が天井まで跳ね上がってくっついちゃったんだ。
あとで家族が入る時、大丈夫かな?
なんて思ったのは、パジャマを着てベッドに飛び乗って、少ししてからだった。
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