18禁/オリキャラ/安価あり 「神々の暇つぶしのための世界」
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◆xcbvQ3k.XE
[saga]
2017/03/10(金) 19:14:07.50 ID:FqdUjbPe0
オーレリアさんに連れられて入った部屋にはベッドが一つと机と椅子のセットがあるだけ簡素な部屋だった。
オーレリア「何もない部屋だが、くつろいでくれ」
カイト「美冬は疲れたろうから、そこのベッドに座りな」
美冬「あ、ありがとうございます」
オーレリア「さて、美冬。早速話を聞かせてくれるか?」
美冬「…はい」
私は今までのことをすべて話した。
さっきまで友人たちと学園の図書室にいたこと。
そこで変な本を呼んだこと。
その本から天使のようなものが出てきて不可解な言葉を言われたこと。
そして気がつくと路地裏にいたこと。
おそらく…本の中の世界に…来てしまっているのだ…ということを……。
三人は黙って私の話を最後まで聞いてくれた。
なんだか、無性に涙が出そうになったけど
そこは懸命にこらえた。
オーレリア「そうか…。大変な思いをしたのだな」
そう言ってオーレリアさんがやさしく抱きしめてくれた。
美冬「信じて…くれるんですか?」
カイト「疑う理由がないな。嘘つくならもっとマシな嘘をつくだろうし、それに美冬の目を見れば嘘ついてるかどうかなんてわかる」
オーレリア「大丈夫だ。必ず君と君の友人たちをもとの世界に戻してみせる。私たちは美冬の味方だ」
ダメだった。
熱いものが頬に感じたときには
私は涙を止める術を持っていなかった。
この年になって泣くなんて恥ずかしいけどこらえるなんて無理だった。
カイトはいつの間にか居なくなっていた。
多分気をきかせてくれたんだと思う。
その気遣いもありがたかった。
男の人に泣き顔を見られるなんてどんな罰ゲームだ。
ひとしきり泣いたあと
リノに連れられてお手洗いに行き顔を洗わせてもらってから部屋に戻ると
カイトが戻ってきていた。
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