147:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:56:33.68 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「うにゅが屋敷からいなくなるなぞ考えられぬわ!もちろん父上や母上のように先を逝くこともわらわは許さぬぞ」
妖狐姫「…じゃからそのようなつまらぬ悩みでわらわの着物を汚すでない」
姫様はそこまで言うと機嫌が悪そうにぷいとまた前を向いた。
148:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:57:15.12 ID:FayaPCLc0
てんこ「姫様…」
てんこ(嬉しい)
くぅこの言う通りだった。
149:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:57:56.64 ID:FayaPCLc0
私は開き直った。
てんこ(多少醜くたっていいじゃないか)
いつも私はこの方に振り回されているのだ。
150:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 03:58:52.80 ID:FayaPCLc0
………………
てんこ「もーしわけありませんっ!姫様っ!」
しかしまぁ落ち着いてみるとやはり恥ずかしくなるもので…
151:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:00:31.90 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「うにゅにはわらわの知るこの世で最上級の極楽を与えてやろう」
てんこ「い、いえ私にはそのようなものは…!」
とは言っても私も生きる者…姫様の思う最上級の極楽…
152:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:01:17.76 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「本日わらわが眠る間の一夜だけ、座椅子を貸してやろう」
てんこ「は…?」
私は瞬間固まった。
153:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:02:09.44 ID:FayaPCLc0
妖狐姫「まだ気付かぬのか。わらわとうにゅが遠のいたのではない。うにゅと座椅子がまだ遠い関係にあるということじゃ」
てんこ「私と旦那様が?」
妖狐姫「うにゅと座椅子はこの同じ屋敷に住まう者でありながらまだ完全に打ち解けてないと見える。よい機会じゃ、世間話でもして今晩にて溝を埋めてみてはどうじゃ?」
154:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:02:54.15 ID:FayaPCLc0
………………
てんこ「…と、いうわけだ」
そしてついに夜が来てしまった。
155:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:03:33.53 ID:FayaPCLc0
てんこ(くぅこぉ…どうせ何処かに隠れているのだろう?どうせなら降りてきてはくれないのか?)
気配すら感じ取れないくせにくぅこに助けを求めてしまった。
男「とりあえず…座りますか?」
156:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:04:10.69 ID:FayaPCLc0
しかしだ、姫様やしらこ様と違って私は身体の大きさが違う。
微妙に収まらない身体は徐々にずれていってしまう。
男「おっとっと」
157:名無しNIPPER[saga]
2017/04/18(火) 04:04:38.55 ID:FayaPCLc0
てんこ(そういえばこうして座った後は…)
てんこ「…撫でるのではないのか?」
男「うぇっ!?え、えぁ…頑張ります…」
438Res/192.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20